板橋Ciryマラソン(続き)

先月に走った板橋Cityマラソンの事務局から、写真の「完走証」が送られてきました。
このにある「ネットタイム」というのが私の“正味記録”で、ほぼ当日自分の時計で
計測した通り4時間25分51秒でした。

今後に役立つと思ったのは、トータルの時間だけでなく、5キロごとのスプリットタイム
がグラフととも記載されていること。
これまでに3回別の大会でフルマラソンを走りましたが、こんな記載は初めてなので、
改めて今後の課題を認識しました。


さて、大会後、「日常のトレーニング」に戻っていますが、最近意識しているのが、
 「どのような走り・フォームならスムーズに走れるか?」
という点です。
ランニングフォームについては、様々な解説がありますが、自身の実践段階において
一番難しいのは、
 「自分の感覚として、どこをどのように意識するか?」
ということだと考えます。
様々な解説は客観的なフォームの説明がほとんどで、外から見た動きについて書いています。
しかし、それを自分の身体に“再現”するのは自分自身のみであり、その感覚は他人に
聞くわけにはいきません。


乗り物にたとえれば、スピードや走りの方向という外から見える状態・性能については
他人がチェックできるものの、自分が運転する乗り物自体が自分の身体なので、その操縦法
は他人任せにすることはできない、こういったところでしょうか?


いろいろと試行錯誤しながらやっていますが、最近気になって意志しているのが、
「重心をスムーズに移動させる」ということ。
これをどうやって意識的にうまく再現し続けるか、という点です。


発端は、日経新聞の記事です。
自身がランナーでもある吉田誠一記者がよく書いている中に、「股関節を意識して
スムーズに身体を移動させる」(だと理解しています)というポイントがあります。
私なりにいろいろ試してみたのですが、この「股関節を意識する」というのが
どうもわかりません。
そこでいろいろ試していくうちに、「常に重心が真下にあり、若干の前傾でスムーズ
に移動していく」というのが近いのではないか、と考えています。


次は、この感覚を意識して持ち続けるにはどうしたらよいか?
これもいろいろ試してみて、「重心の下で、足を踏んでいく」感覚ではないか、と
思い始めるようになりました。
しかも、この「踏む」は、あまり強くやってはだめで、「自然に、軽く」というのが
よさそうです。


これからのテーマは以上のように「考える走り」になりそうです。