子どもを活き活きさせる「学び」とは?

先日、娘が「せのびゼミナール」という企画に参加してきました。


東大生と学(あそ)ぼうとのタイトル(?)で、
現役の東大生が自ら企画し、自ら講師役となって運営するプログラムです。


対象は小学3〜6年で、40名ほどの参加者が、
 法律をつくろう
 めざせ!貿易王
 哲学のトビラ
 宇宙都市計画
 インタビュー企画
の中から、希望のコーナーに参加して“学ぶ”というもの。


残念ながら私は所用で行けなかったのですが、代わりに同行した妻によると、学生が「教える」というより
「引き出し」役になり、子どもの好奇心を上手に導いてくれたとのこと。
娘は、
 法律をつくろう
 めざせ!貿易王
の2つに参加したのですが、帰宅してからの反応がこれまでになく活き活きしていて、
 「とにかく今日の経験を話したい!」
といった感じで、自慢話や苦労話を話してくれました。
ある程度期待はしていたものの、予想外の“成果”だったと言えます。


おそらく参加した学生にとっても、このプログラムは非常に意義のある経験だったのではないでしょうか?
だからこそ、学生の熱と好奇心が子どもに伝わったのだと思います。


さて、これを通して考えたこと。


現行の学校教育への批評はとりあえず脇に置いておいて、こういった取組みをより多くの子どもに体験させる
ことは非常に有益なので、学校現場に取り入れることはできないものでしょうか?
もちろん、授業に取り入れることは無理でしょうが、放課後や土日の“オプション”として加えることは
決して不可能ではないはずです。


昨年区長選に立候補するに当たり、実は区内の小中学校をこのような様々な取組みの“実験場”にすることを
考えていました。
いろいろなところで、いろいろな人が、いろいろな子ども向けの面白い企画を考え、その“実践の場”を
求めているはず。
だったら、豊島区の小中学校を、そのような企画のために思い切って“開放”すればよいのでは?
(もちろん、内容の取捨選択は行いますが)
そうすれば、「ウィン・ウィンの関係」が築かれて、豊島区の子どもたちの成長にも大いに寄与するはず。


いずれ実現させたいと思います。