政治に必要なリーダーシップについて

今日の産経新聞に載った「石原知事×橋下市長」の対談記事です。
   ↓
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111225/lcl11122512190001-n1.htm


細かな点も面白いのですが、「民主主義のあり方」「統治機構」にポイントを置いているのには
同感です。


地方と国とを比較して、なぜ地方の首長に様々なリーダーが出てくるのに、国政では出てこないのか?
こんなことがよく言われますが、これは単に、「(これまでの既成政党の)国会議員にはろくな政治家
がいないのでは?」という「人間の資質論」の問題ではなく、「リーダーシップを発揮できる仕組みが
国政には欠けている」と解すべきではないでしょうか?
この対談記事、そのような観点で読むと、非常に示唆に富む内容と言えます。


私の理解ですが、橋下氏が言うように、「リーダーシップのあるリーダーを生み出す仕組み」が地方政治
にも「“さらに”必要」ですが、国には「(地方よりも)もっと必要」だと思います。


そう考えると、首相公選制の議論は大いに必要ではないでしょうか?