「トップがころころ交代する」ことに対する世間の見方

昨日のニュースですが、
 米HPのCEO交代。株価は半値に。3代連続の途中退場。
との記事がありました。
   ↓
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E1E2E6948DE0E1E2EBE0E2E3E39494E0E2E2E2


HPについては、先日パソコン部門を分離するとの報道に関連して、「IBMとの比較」もまたなされていましたが、
今度は人事のこと。


さて、この報道、HPについての問題ですが、「トップが途中でころころ交代する」と言えば、日本の首相です。
HPに対する世間の評価がこんなに厳しいのですから、小泉政権以降の「1年交代」で国の評価がどれほど落ちたのか、
改めて“実感”した次第です。
確かに、「長期政権に耐えうる首相候補の登場」を待つのが現状の仕組みからすれば“正論”なのかもしれませんが、
日本でそのような“カリスマ”を待っている余裕はもうないのでは?


そうすると、「仕組みそのもの」を変える必要があるでしょう。
これまでも一部で主張されてきましたが、「首相公選制」はやはり必要だと思います。
「多少平凡な首相」でも、組織としての継続性が一定程度確保されれば、国際的な信用力の維持が(少なくとも今よりは)
なされるはずです。


「民間の常識論」からの、「政治のあるべき姿論」です。