「人間至る所青山あり」−鳥越俊太郎氏の言葉から

鳥越俊太郎氏との写真

写真の真ん中に写っているのは、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏です。
昨日、友人に誘われてジュンク堂書店で開かれたトークセッションを聴きに行たときのもの。
対談は、鳥越俊太郎氏と作家の谷口桂子氏によるものです。


鳥越さんと言えば、ご存知のようにガンとの闘いを公にされています。
著書の「がん患者」にも書かれている“生きる力”に間近に接してみたいというのが主目的。
さらに、女性ファンが多いと聞いていたので、その秘訣(?)でも学べるかなとも考えたのですが、
こちらの方は収穫はほとんどなかったです(笑)。


お二人の話を一通り伺った後、終わり近くになって「会場から何か?」との話になったので、
最後(3人目)に私が質問させていただきました。
本の中でもトークの中でも、鳥越さんがご自分について「前向き」「ポジティブシンキング」と
語っていたので、
 「ポジティブシンキングの原動力は一体何か?」
と質問しました。
いろいろお話されましたが、ポイント(?)は、
  「人間至る所に青山あり」
の心境だそうです。
この諺の意味通り、
  人間の活動できるところはどこにでもある
が本意で、どんなに不遇の状況にあっても、目の前の一瞬一瞬を積極的に生き切ることに全力
を尽くせるようになることだそうです。


もちろん頭ではよくわかりますが、鳥越さんのようにその境地に至れるか、一日経った今でも
考えています。
たまたまではありますが、今の私にとっての大きな課題を指摘された思いです。