地方自治体の情報システムの“標準化”を!

「大災害 政府機能 西日本で補完」
今日の日経1面の記事です。http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819481E0E2E2E3E58DE0E2E2EAE0E2E3E39F9FEAE2E2E2


国の行政機能を首都圏だけに設置しておくのではなく、災害時の“バックアップ”として、西日本にも
「備えをしておこう」ということです。
この構想、当然ながら情報システムも含むとのこと。
西日本にバックアップのシステムを設置するそうです。
民間では従来から行われていた“対策”を、「やっと行政でも」というところでしょうか?


ところで、この情報システムのバックアップ体制、代替機能をまとめて設置するはずですから、当然
現在の国の情報システムの“標準化”を進めることにもつながるはずです。


そこで、どうせならこれを機に、全国の地方自治体の情報システムの“標準化”も進めては?
クラウドの活用も見えてきたようですから、技術的には進めやすい環境にあるはずです。
今のまま、各自治体に任せていては、いつまでたっても「自治体ごとにバラバラなシステム」
が続くはずです。


「災害=万が一」に注目が集まっている今だからこそ、“平時”ならできそうにないことも、
災害対策名目として、一気に(どさくさに紛れて?)進められるのではないでしょうか?
こんなときこそ、国にも大いに旗を振ってほしいものです。
うまくいけば、自治体の運営効率が間違いなく飛躍的に向上するでしょう。


次の首相は誰がなるかわかりませんが、これをやったら「後世に名を遺す」こと間違いありません。
是非「蛮勇を奮って」もらいたいものです。