「革命家の条件」について

一昨日の産経新聞「物来順応」から。
   ↓
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110716/edc11071603170000-n1.htm


「革命家の条件」として、ある方の見方が示されていました。
条件は5つで、
 1)理論家であること
 2)組織者であること(単に「組織づくり」ではなく、「同士を結集できる」という意味で)
 3)扇動者であること
 4)マキャベリズムの達人であること
 5)カリスマ性の持ち主であること
だそうです(詳細は上記)。

一つ一つを見れば、似たような内容をどこか見た気もしますが、5つ全部をまとめて見てみると、
筆者も言うように「そんな5つともそろった革命家はいるでしょうか?」と考えます。
だからこそ、この言葉を筆者に伝えた“原作者”が言うように、
「だから、一番大事なのは、自分にないものをもっている人間を自分のまわりに集める、
それができるかできないかだ」となるのでしょう。
革命とはチームプレーであり、能力を信頼できる人間同士の共同作品なのだと改めて認識した次第です。


もう一つ、司馬遼太郎が外交の要諦について、「正直が最大の武器」と言う意味のことを書いていた
はずです。
3)や4)は、言葉上はこれとは矛盾するので、ちょっと考えたのですが、「自己の課題に真摯である」
という意味から出た3)や4)であれば、「大きな歴史の流れ」という観点であれば、決して矛盾しないの
かもしれません。


深い意味からの指摘として、これからも考え続けたいと思います。


さて、「豊島区で革命を起こすには?」