新庁舎計画・路面電車(LRT)計画の見直し(撤回)を!

今日の豊島区内の主要全新聞に、折込の形で、「新庁舎計画・路面電車(LRT)計画の見直し(撤回)」を呼びかける
「意見広告」を入れました。


実は、今始まっている区議会にこれらの計画見直しを求める陳情が出されており、同意見の私が陳情への署名の
協力を呼びかけています。
このブログにも、私の「意見広告」(陳情文も掲載)と陳情の署名簿をアップしておきましたので、是非ご協力
ください(下記からダウンロードできます)。
   ↓
新庁舎計画・路面電車計画の見直し.pdf 直


よくいただくご質問に、
 「新庁舎については、昨年「庁舎の位置変更条例」が議会で可決されたので、もう後戻りはできないのではないか?」
とありますが、そんなことはありません。
今日の意見広告にも書きましたが、「選挙で首長(豊島区の場合は区長)が変わったことで、“決まっていた”
大きな公共事業が止まった例は、各地であります。 ← 「今年の4月24日は、豊島区長選挙です」


また、豊島区の新庁舎計画の場合、果たして民意に沿っているのかどうか、これまでの区(区長)の進め方には
大いに疑問があります。
昨年の議会の最終日、庁舎の条例が決まる本会議前の議員協議会において、私が、
 「委員会の審議では、議会と町会の意見を聴き、それで大方の賛成が得られたからよいと言っている。しかし、
  町会といっても、各町会に賛成・反対の意見を問うようなことはやっていないし、現実に賛否を聴きに来た
  こともないのではないか?
  ここで区長が『町会』と言っているのは、町会長の集まりである町会連合会の一部役員の意見だけを言って
  いるのではないか?」
と述べたたところ、区長はこれを否定しましたが、実質は私の述べた通りと言えます。
豊島区内の全129の町会長の方々についても、一方的な説明は確かにありましたが、「賛成ですか、反対ですか?」
といった賛否を聞いたことはこれまで一度もありません。


これで果たして「区民の意見をちゃんと聞いた」と言えるのでしょうか?


区長選挙後に改めて民意の確認をし、その時に「今の新庁舎計画は止めるべき!」との“民意”が確認されれば、
その“民意”に沿って計画撤回をするのが、「筋の通ったやり方」のはずです。
そして、この場合(“民意”の「ノー」が確認された場合)、“民意”を確認せずに独断で計画を進めた責任は
誰にあるのか、その点も明らかにする必要があります。
*新庁舎計画について、2009年に私が「民意調査」を行いましたが、豊島区はその際の“民意”の状況を無視して
います(http://www.hino-katsuaki.com/polycy/polycy08.html)。


さらに、責任が明らかになった場合、計画中止に伴う何らかの金銭的負担が発生したとしても、その負担を全て
豊島区が負うべきものか、これもはっきりさせる必要があるのではないでしょうか?


この場ではこんなところにしておきますが、この「新庁舎計画撤回に伴う事後対応」については、様々な
“秘策”(?)を準備中です。