福岡市長選挙

木下さんの事務所

先週、立候補予定者の中の一人、木下敏之さんの応援に行ってきました(5日間)。
*「情熱福岡」とある写真は木下さんの事務所。
 木下さんのHPは、http://www.kinoshita-toshiyuki.jp/


佐賀市長」「事業仕分け人」(国、数多くの地方自治体)などとして様々な場で活躍されてきており、
私の好きな「合理的な改革派」(私の認識)の一人です。


事務所の方々が実に気さくな雰囲気で迎えてくれ、2日目からは次の写真にある通り、自転車の街宣部隊
に加わりました。
木下さんが自転車で回る時は“お供”(?)の一人として、いない時は“街宣3人組”という形です。
*写真のマイクを握っているのが私。メガネをかけた方は私と同じ「克彰」さんです(上の名前は「日野」
 ではありませんが)。


福岡市内を4日間走ってまず思ったのは、木下さんの政策ビラの受取り具合がすごくよいこと。
東京と比較すると、道路や駅で受け取ってくれる人の数がずいぶんと多いと思います。
確かに木下さんへの期待が大きいことが一番なのでしょうが、何か他の理由もあるような感じです。
はっきりとはわかりませんが、およそこちらのことを知らなそうな人でも受け取ってくれる人が多いのを
みると、福岡というまちは、基本的に「心の広い方が多い」のでしょうか?
*この点から考えると、他の自治体の首長という、いわば“外部の人間”を受け入れることになる(であろう)
 福岡市民の“潜在的度量”は、ずいぶんと大きいものなのかもしれません。


いずれにしても、「ビラの取りがよい」というのは、やっている側にとっては大きな励みになります。
最初は、自転車が止まってからの演説の最中に配っているだけだったのですが、やがて信号待ちの間も
配るようになり、最終的には、自転車で走行中にマイクへの反応や表情等で瞬時に「受け取ってくれそうな方」
を判断し、「走って、降りて、配る」を繰り返すようになりました。
これは大いに勉強になりました。


また、ご本人なしの“街宣3人組”で出動する時は、私が「立ち止まっての演説」をやらせてもらいました。
告示も間近なので、変なことを言わないのはもちろんですが、何がご本人のアピールにつながるのか、
責任は重いので、内容を真剣に考えました。
その結果、木下さんのアピールポイントの一つである「事業仕分け人」を柱に据え、そこに公約となる政策
を加える組み立てとしました。
結局4日間で何十回かやりましたが、団地のベランダから拍手をもらったり、近くの川で釣をしている方々から
の声援を受けるのはやはり嬉しいものです(私が福岡市長選に出るわけではありませんが)。


「首長として、自分のまちをどう考えるか?住民にどう訴えていくか?」を疑似体験ながら体験させて
いただいたことは、貴重な経験でした。


選挙の結果だけでなく、「今後の福岡」についても大いに期待したいと思います。