プロボクサーの世界挑戦の“夢”を応援!

hino-katsuaki2008-03-16

昨日、後楽園ホールで行われたプロボクシングの試合を観戦してきました。
目的は、以前から応援している世界ライト級10位・長嶋建吾選手です。
(写真の赤のグローブ。18古河ジム、http://www.18koga.com/


02年の世界戦に敗れてから階級を上げて復活を期す長嶋選手。
彼の真摯な姿勢と、父親でジムの会長でもある長嶋清氏の人間性
惚れ込んでいるのは私ばかりではありません。
是非「世界奪取」を成し遂げてほしいと思います。


今日の試合ですが、本人も勝利者インタビューで語っていた通り、勝ったと
は言え、課題も見えてきた感じです。
当たり前でしょうが、意気込みだけでは世界は奪れないので、パンチに
一層の磨きをかけて、“必殺”の域まで高めてほしいと思います。


さて、いつものことですが、後楽園ホールの雰囲気はいいですね。
リング上の張り詰めた空間から放射される鋭いエネルギーと、瞬時の一撃
でがらっと変わる“場面”。そして、その一撃の一瞬後に起こる「ウォー」
というどよめき。
これが生のボクシング観戦の醍醐味でしょうか。


ついでにもう一つ。
ボクシングに関係したコミックやアニメで何が面白いか、よく話題を
振られることがあります。
確かに「あしたのジョー」や「がんばれ元気」などはファンが多く、それら
の話題を期待して話を向けられるような感じもしますが、私にとっては
「ZERO」(松本大洋ビッグコミックス)がよかった気がします
(もちろん、私が目を通すコミック等はそんなに多くないです)。
ロマンだけじゃないボクシングの“狂気”とでもいうものがよく描かれて
いると思います(私にとっては)。