豊島区議会の政務調査費問題について

豊島区議会の政務調査費問題について。


まず、一つ大きな誤解があるのが「領収証の公開」の件です。
新聞報道等では「豊島区は公開」とされているようですが、それはあくまでも条例上
の話であり、これまで公開されたことはありません(公開になるのは平成18年度分
から)。
現在35人いる議員の中で、公開を実行したのは私を含めて3人のみ。
あとは全て非公開議員です。


品川や目黒では大きな問題になっていますが、豊島区が問題にならないのは、使い方
が正しいからではなく、領収証や明細が公開されていない(=何に使っているか
わからない)からです。


次に、問題点について。

 
一番大きな問題は、自民党等が「政務調査費に飲食代を認めろ」と主張している
点です(明確に主張しているのは自民党で、他は会派の裁量に任せる、との主張)。


先日も、会派の代表者会議でこの点が取り上げられましたが、自民党からは、
「酒を飲むとよい考えが浮かぶ」「(酒を飲むと)会派の中で団結力が増す」と
の珍説(本音?)が出されました。
正式な会議の場でこのような議論を展開する“勇気”には敬服しますが、
一般の住民感情から見てこのままで済むと思っているのかどうか。
もちろん、私は済ませる気は毛頭ありませんので、今、「面白い作戦」を考案中
です。


今週から始まる議会の定例会に合わせて、「作戦発動」の予定です。