豊島区議会の定数削減について

7年前の初当選以来たびたびテーマにしてきた「区議会議員定数
削減」についてです。


豊島区議会の場合、法定上限数(地方自治法で定められた“最大限”
議員定数。人口による。あくまで上限なので、これよりいくら少なく
してもよい)は38人で、条例で定めた定数も同じ38人です。
23区内で見ても、「法定上限数」を下回る議員定数にして“努力”して
いる区もある訳ですから、何らかの形で削減が必要と考えます。
(最終目標は20人程度がよいと考えますが、そこまでどういう段階を
たどるかという点で、どう“作戦”を考えるかも重要な課題です)


【ご参考】全国市議会議長会の調査によれば、全国の市区の93%が、
     「法定上限数」より少ない議員定数にしているとのことです。
   http://www.si-gichokai.gr.jp/news2/news060818.html


選挙を来年に控えた今年、いつもなら議員定数削減について、
議会への陳情等が出されていましたが、今年はまだそのような
表立った動きがないので、先日の会派代表者による会議で、
「議会側が自らこの問題を議論すべきではないか?」と問題提起
しました。
*私以外の会派は、自民党・民主区民・公明党共産党です。


結果はと言うと、共産党は、「けんもほろろ」といった感じで大反対。
「こんな問題は議題にさえすべきでない」とのことです。
まあ、いつも共産党は、合理化・民営化等の行革に徹底的な“抵抗勢力
となっていますから、これはいつものことと言えます。
他はというと、自民党の議員から「何人ぐらいが適当と考えるのか?」
との個人的な(といった感じの)質問があったぐらいで、他からは、
特に発言はありませんでした(「触らぬ神にたたりなし」?)。


従って、議会内での“自発的な”議論は不可能と判断し、12月の第四回
定例会に向け、一般区民の世論を喚起して“正面突破”を図ろうと思い
ます。
手始めに、一昨日、町会連合会に対し、「議員定数削減の陳情等を
出してほしい。他の全議員が反対でも、私は協力する」との申し入れを
行いました。
これは“導火線”の一つになりそうです。


他にもいろいろと仕掛けを行っていこうと思いますので、アイデア
お持ちの方・お力添えをいただける方は、是非ご協力ください。