北朝鮮関係情勢:“キーマン”亡命?

最近トップニュースの北朝鮮情勢について、ネット経由で以下のメール
が流れてきました。
何と、「金正日総書記がロシアに亡命した」というものです。
真偽の程はともかく、非常に“面白い”見方・解説だと思います。
(文中にあるように、送信者も「信憑性はともかく・・・あくまで物語として
お読みください」とあります)


さて、“真実”は如何に?


以下、日野が受信したメール
  ↓
知人経由、旧東側交官の間でこういう話がでているとか。あまりにも
面白いので信憑性はともかく皆さんにも。あくまで物語としてお読み
下さい・・でもあまりによくできてる!


1.金正日はロシアに亡命した。北は金正日不在の状況にあり、実権は
 古参軍人の手に掌握された。彼らが一度に7発ものミサイルをロシア
 寄り日本海に打ち込んだのは彼らがロシアに嫌がらせをしたため。


2.背景には朝鮮半島権益を巡るロシアと中国の対立がある。ロシアは
 朝鮮半島への影響力を朝鮮戦争毛沢東に奪われた。そこで失地
 回復のために既に北朝鮮国内で存在が危うくなった金総書記を
 最大限に利用したい。そのために古参軍人たちを追い詰め、ミサイル
 発射で国際的に孤立・自滅させ、その世代をつぶし金書記を再び
 権力の座に据えロシアの影響力を強めたい。


3.したがって安保理北朝鮮制裁決議案にロシアは賛成するだろう。


4.ただしこれは、10日に北朝鮮を訪れる中国の武大偉次官が6カ国
 の非公式協議に北朝鮮を引っ張り出せなかった場合のみ。中国が
 朝鮮人民軍の説得に成功し、彼らがミサイル発射を取りやめる場合
 にはロシアも中国も決議案には拒否権を発動。あるいは案はアメリ
 の圧力で取り下げられる


5.金正日がロシアに亡命しているという情報を推測させる情報がある。
 【ソウル9日共同】韓国紙、国民日報は10日付早版で北朝鮮の朝鮮
 キリスト教連盟が、米国で大きな影響力を持つ宗教家とされる
 サドルバック教会のリック・ウォレン牧師に訪朝を要請、牧師が17日
 に日帰りで金剛山を訪れ、連盟幹部と会談する予定だと報じた。同紙
 によると、連盟は、来年3月に平壌で開催予定の行事の準備として
 牧師を招待した。ホワイトハウス関係者は「敏感な時期」を理由に慎重
 な対応を求めたが、牧師は強い訪朝の意思を持ち、金剛山
 朝鮮半島の平和へ向けた何らかの意思表明をする見通し。米CNN
 も同行取材を北朝鮮に申請しているという。ウォレン牧師は、ブッシュ
 大統領とも近いとされる有力者。12日に韓国を訪問し、盧武鉉大統領
 にも面会する予定


6.外交の世界ではローマ法王など教会が動き出すと、かなり切羽
 詰った動きがあると見ていい。