「理想の“音”」を求めて(?)

hino-katsuaki2006-01-19

 「下手の横好き」の一環として、時々いろいろなことに“挑戦”して
みていますが、今、尺八に取り組んでいます。


 自分でやる分には結構音が出ているような感じがしますが、難しいのは
他人に聴かせようとするときです。
 ①「先生」の前で吹く時
   「蛇に睨まれたカエル」のごとく、変な緊張(人前でしゃべるの
   とはまた違う種類のもの)により、なぜか音が出なくなります。
 ②人前で吹く時
   尺八で難しいのは、「ここを押したら自動的にこの音が出る」と
   いう機械的な安定感がないことです。
   従って、人前で格好をつけようとのよこしまな考えが頭をよぎると、
   とたんに「手許が狂う」(?)現象が生じます。


 これらを克服するため、今年の新年会からは、「余興をやります」と
申し出て、“練習”をさせてもらっています(ただし、それなりに
“温かい”反応が期待できるところを選んでいますが・・・)。


 最初の2回は失敗しましたが、徐々に調子が出てきました。
 写真の場面は、1/18の出身高校(仙台二高)の在京同窓会の一つ・
北杜会で母校の校歌を吹いているところです。


 まだ「理想の音」がどういうものかわかりませんが、いつの日か、
砂漠か大草原の真ん中で、自分の納得できる音を出してみたいと考えて
います。