「理想の“音”」を求めて(?)
「下手の横好き」の一環として、時々いろいろなことに“挑戦”して
みていますが、今、尺八に取り組んでいます。
自分でやる分には結構音が出ているような感じがしますが、難しいのは
他人に聴かせようとするときです。
①「先生」の前で吹く時
「蛇に睨まれたカエル」のごとく、変な緊張(人前でしゃべるの
とはまた違う種類のもの)により、なぜか音が出なくなります。
②人前で吹く時
尺八で難しいのは、「ここを押したら自動的にこの音が出る」と
いう機械的な安定感がないことです。
従って、人前で格好をつけようとのよこしまな考えが頭をよぎると、
とたんに「手許が狂う」(?)現象が生じます。
これらを克服するため、今年の新年会からは、「余興をやります」と
申し出て、“練習”をさせてもらっています(ただし、それなりに
“温かい”反応が期待できるところを選んでいますが・・・)。
最初の2回は失敗しましたが、徐々に調子が出てきました。
写真の場面は、1/18の出身高校(仙台二高)の在京同窓会の一つ・
北杜会で母校の校歌を吹いているところです。
まだ「理想の音」がどういうものかわかりませんが、いつの日か、
砂漠か大草原の真ん中で、自分の納得できる音を出してみたいと考えて
います。