「口琴(こうきん)」体験

 今、東京音楽大学民族音楽研究所の民族楽器入門講座で「口琴」を体験しています。

 
 口琴には様々な形がありますが、私の使っているものは下の写真のような形をして
います。
 長さは7cmほどのこの楽器を口にくわえ、左側の突起を弾いて音を出し、口の大きさ
・形・息の出し方を変えることにより、様々な“音色”を出します。

 5回の講座ですから、文字通り“体験”に近いものですが、この楽器の不思議な魅力
が少々わかりかけてきた気がします。

 *音声を交えた解説は、例えば、http://www1.plala.or.jp/hare/

 
 通常の洋楽器のように、音階が出るような「ハードの仕組み」がある訳ではなく、
単なる“音”を自身の口の大きさ・形で調整することで、音階(?)をつくりだします
(私の理解では)。

 
 従って、「誰でもが同じすばらしい音を出せるようになる」訳ではないと思います。


 でも、その点が、「個人の工夫次第」が効く楽器なのではないかという気がします。


 今日(11/1)は、「となりのトトロ」の「さんぽ」に挑戦しました。
 先生からは、「他のどの方よりもよくわかった」とのお言葉をいただいて、少々自信
(過信?)がつきました。


 もっと自分なりの工夫を加え、更なる新曲に挑戦していきたいと考えています。