専修大学で「1日講義」を担当しました
今日、専修大学で臨時の講義を担当させていただきました。
私が参加している「開かれた議会をめざす会」(http://hirakaretagikai.com)の
顧問をお引き受けいただいている小林弘和・専修大学法学部教授と加藤幸雄・同大
講師(元全国市議会議長会調査広報部長)のご厚意で、同会の吉川・千葉県議と
私で、40分ほどずつ、午前午後の2コマをやらせていただきました。
吉川氏は、同会で実施した各議会のアンケート調査の件(10/25の本欄でご紹介)
を、私は議員活動の実際を学生に話しました。
私の話のポイントは、
議員活動には、
①議員が、議員に仕掛ける“戦い”
少数である“良識派”が、多数である“非良識派”に対して、不合理の
是正を迫る“戦い”。(当然、この場合は日野が良識派という構図)
②議員が市民と組んで、議員に仕掛ける“戦い”
例えば、「議員定数削減」などの一般的な正論を掲げて、市民の力を
バックに、“非良識派”に挑む“戦い”。
③議員が、議員同士の“戦い”を超えて、直接行政施策に影響を及ぼすため
の“戦い”
具体的な政策提案を、直接行政にもちこんで、現実化する中での“戦い”
の3つの戦いがあり、それぞれに応じて「みせる顔」「戦闘スタイル」が
異なる、というものです。
話の趣旨自体はよかったと思いますが、久しぶりの「講義」だったので、リズム
がつかめなかったのが反省点です。
予備校講師をやめてから約7年になります。
「いつまでも『昔とった杵柄(きねづか)』が通じると思ったら大間違い」と
いう当たり前のことを、改めて痛感した一日でした。