「ラジオ体操」でまちが変わる!?

8月下旬から、近くの西武池袋線東長崎駅」の駅前広場にて、有志でラジオ体操を行っています。
(北口側の駅前広場)。
“ライブ”なので、朝6時半の放送開始とともに体操を始め、体操の前後で広場の辺りを簡単に清掃
、といった具合です。


ここの駅前広場、5年前の駅舎の改修の際、整備されましたが、その際に近隣の町会・商店街による
イベントを行ったのみで、“有効活用”がなされていません(お祭りの際、お神輿が入ることはあり
ますが)。
そこで、この周辺の「まちづくり」の第一歩として、
 ・簡単にできる
 ・誰でも参加できる
 ・基本的に“良いこと”である
という観点から、ラジオ体操を行うことになりました。


やり始めて一ヶ月弱ですが、朝の広場の“空気”が若干変わってきたのでは?
レギュラーメンバーは10数人ですが、時々犬の散歩の途中で参加する方がいたり、何人かで誘い合わせて
参加する方もいます。
また、あるときは、ホームで電車待ちをしていた方が、ラジオに合わせて体操していたことも・・・
こんな感じなので、最初は(今でも?)「何をやっているんだろう?」と怪訝な顔をして見ていた方の
表情も変わってきたようです。


実は、ここでラジオ体操を始めてから、豊島区内のラジオ体操会場を何箇所か回りました。
改めて気づいたのは、ラジオ体操は同じでも、場所・集まる人などによって、“空気”が異なること。
どこも「清々しい朝」という点では共通ですが、個々の会場ごとに面白い特色があるようです。
「場をつくるのは人」ということでしょうか。


「まちづくり」というと、新しいものをつくること・建てることと考えがちですが、ラジオ体操の
ような気軽な方法で「まちの新たな雰囲気をつくっていく」のも、有効なまちづくりであることを
実感しました。