ボクシング「井岡 VS 八重樫」戦

今日のボクシング世界タイトルマッチ「井岡 VS 八重樫」戦、本当にいい試合でした。


実は、司会開始直前の19時30分から町会の理事会があり、録画予約して“気が気でない”状態で出かけ、
戻ってから見ました。


昨年の八重樫選手のタイトル奪取戦はリングサイドで見たのですが、その時よりも「踏み込みの速さ」が
数段上がっていたように見えます。凄い!
それでも井岡選手が勝ったのは、やはり“上回る”ところがあったからでしょう。
井岡選手の右のショートストレート、ジャブを左右から放つかのようで、試合後の八重樫選手のまぶた
を見ればわかるように、的確にヒットしてました。
推測ですが、八重樫選手の持ち味であるフリッカー気味のジャブに合わせたのでは?
これも推測ですが、7ラウンドの様子を見ると、「倒せる!」と思って、“誘い”をかけたのでは?


2人の今後について。


今日はっきりわかったのは、井岡選手の天才的な「負けない戦い方」です。
これを磨いていけば、長く「名チャンピオン」でいられるかも・・・


一方、八重樫選手はと言うと、全く個人的な好みの問題ですが、「追って追って、追いまくる」
といった感じで、今日の踏み込みの速さに加えて、左右の移動(若しくは、かわす)の速さが
完成されれば、試合開始から5ラウンド以内で、「全ての相手を倒す!」という、
空前絶後”のスタイルが出来上がるのでは?
運動能力の点から、長くは続けられないかもしれませんが、「忘れられないチャンピオン」として、
“歴史に名を残す”かもしれない、などと感じた次第です。