武雄市(佐賀県)が市のHPをフェイスブックに!

佐賀県武雄市が、市のHPを8月1日からフェイスブックに完全移行したとのことで、かなり話題に
なっています。
*移行を報道した記事:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/29/news054.html


どんな風になったかというと、まずは“論より証拠”
    ↓
http://www.facebook.com/takeocity


でも、単に「フェイスブックにしてみました!」では形が変わるだけなので、問題は、「実際のところ、
フェイスブック化する目的・メリットは何か?」です。


市によれば、その目的・メリットは、
  FB移行の主な目的は、市政の「見える化」です。
  また、FBは実名で​の投稿ですので信頼性が担保されること、
  リアルタイムの情報発信が可能であること、
  いいね!やコメントの活用によるコミュニケーションの活性化が期待されること
  などが今回の移行のメリットと考えています。
とのこと。


本当にこのようになるか、問題はここです。


初日の様子を見ると、上記の中、
 「いいね!やコメントの活用によるコミュニケーションの活性化」
は間違いなくあるでしょう。
なんせ、「自分の意見を載せやすい」「他人に見せやすい」という機能がFBの特徴ですから。


でも、「市政の見える化」は、この活性化されたコミュニケーションを市がどう扱うか、
で決まると考えます。
せっかく増えたコメントを、「ガス抜きの場」ぐらいにしか考えなければ、それらが
市政に活かされることはないわけですから。


いずれにしても、今後のコメントの質・量や市の取り扱い方など、これから大いに注目する
価値があるものと考えます。