尺八の魅力!

 NHK教育で、毎週日曜、18時55分から5分間だけやっている「いろはに邦楽」
という番組があります(再放送は土曜の19時50分〜)。

 
 このブログでも何度か書きましたが、私自身が尺八を少々“かじり始めている”(?)
ことから時々見ています。 
  

 様々な「邦楽」をやっているのですが、今日(4/30)は尺八の人間国宝
山本邦山氏でした。
 同氏は、伝統を継承する人間国宝であると同時に、「ジャンルを超えた音楽への
挑戦」で知られる“革新派”でもあります。


 昨年5月、文京シビックホールでの、同氏が出演した「ウィーン・ミーツ・ジャパン
〜和と洋の熱い関係〜」というコンサートを聴きに行きましたが、そこでの“音”も
素晴らしかった。
 同氏の尺八とクラリネット・ヴァイオリン・チェロの四重奏での「春の海」は、
“絶妙のマッチング”とでもいうような魅力がありました。


 今日の番組でも、「従来の奏法にとらわれない尺八」の“表現”があり、改めて
この楽器の奥深さを感じた次第です。
 

 実は、5月7日、豊島区「元気!ながさきの会」(http://www.toshima.ne.jp/~genki_n)
・総会の懇親会での余興で、「上を向いて歩こう」を尺八でやるつもりで、どう
演奏しようか悩んでいましたが、今日の番組を見て(聴いて)、ヒントを得たかなと
感じています。


 久しぶりに「“芸術の悩み”に浸っている」(?)気分を味わっています。